今回はアウトドア好きのためのイベント『世田谷ものづくり”山”学校 Vol.4 〜山や自然を楽しむものづくりの最前線〜』に参加してきましたのでレポート。イベントで行われたワークショップでは、念願のアルコールストーブづくりも体験してきました。
トークセッション
今回のイベントのテーマは『火のぬくもり』。
前半は、ガレージメーカーとして、個人で火にまつわるキャンプギアの制作・販売をしている「Sanpo’s Fun Lite Gear」さん、「SOLA TITANIUM GEAR」さんをゲストに迎えトークセッションでした。
ギアができるまでの過程の話はとても興味深く、「自分の手でアイデアを形にして試行錯誤しながらギアをつくること」の楽しさが伝わる内容でした。(ボクも無性に何か作りたくなってきました。)
ギアづくり熱意の原点は「実際にアウトドアして、自分が欲しいものをつくる」。
好きなこと(アウトドア)を突き詰めたら立派な事業になったということですね。ぜひ、見習いたいものです。
会場では、試作品の展示や、ギアの販売も行われていました。思わずウッドストーブを買いそうになったけど、コブシを握りしめて我慢。いつか絶対買う。
アルコールストーブづくりワークショップ
後半は、アルコールストーブ(アルコールを燃料とするコンロ)を自作するワークショップでした。
自分で持ってきた空き缶を使用して、先生に教わりながら作ります。
道具は以下。全部100均で揃えられそうです。
- ハサミ
- ラジオペンチ
- アクリルカッター
- マジックペン
- ホッチキス
- 方眼紙
ざっくり作り方ご紹介。youtubeなどでも色んな作り方が公開されているみたいなので、興味ある方はぜひ見てみてください。
まずは、缶の上部をアクリルカッターで傷をつけておき、はさみとペンチで缶の上部を取り外します。方眼紙を丸めて作った型を使って、マジックで目印の線を引いていきます。
画鋲を使って1cm間隔で火が出る穴をあけて、目印の線の通りにハサミで缶を切ります。ハサミできれいに缶を切るのすら難しい…。缶の下部はラジオペンチでひねって蛇腹状に加工します。不格好ですが何とか出来ました。
板状に切った缶の胴体部分を輪っかにしてホチキスで止めて、切り込みを入れて折り曲げ加工。
出来上がった「缶の上部」「缶の下部」「缶の胴体」を合体すると…
アルコールストーブの完成!教わりながら作って、所要時間は約90分ぐらい。
最後に、ドキドキの燃焼実験。燃料となるアルコールは薬局などで手に入るそうです。
アルコールを入れて点火→しばらくすると穴から火が出はじめる→火力MAX!
大成功です!この上にクッカーなどを置いてお湯を沸かすことができるのだそうな。
周りからは「おお!」「すごい!」「やった!」など参加者の歓呼の声がたくさん聞こえてきました。
自分で作ったものがちゃんと動く、想像以上の感動の体験。
「ものづくりってすごく楽しい!」そう思わせてくれる素敵なイベントでした。
(みんなでアルコールストーブ作って、多摩川でコーヒー淹れる会開きたい。)
ご覧いただきましてありがとうございました。