狛江ライフ

狛江駅前の緑地で紅葉をたのしむ。竹林の整備もする。

山に行かなくても、駅前で紅葉が楽しめるんですよ。

ボクが住む小田急狛江駅前には森が広がっていて、立派な竹林も見えます。

その名を「狛江弁財天池特別緑地保全区」(なんとWikipediaも存在!名前長い)。駅前徒歩30秒のところにこれだけの自然がある場所は、なかなか珍しいんじゃないかと思います。

この緑地、普段は中に入ることはできませんが、月に一度の開放日があります。

次回の開放日は12月9日(日)。ちょうど紅葉が見ごろになりそうです。今週末はお散歩がてら紅葉狩りにいってみてはいかがでしょうか。

近くにはボクのお気に入りのお団子屋さん「美好(みよし)」や、狛江市民を熱狂の渦に包んだコッペパン屋「盛岡製パン」がありますので、買い食いしつつ。

わざわざ山に行かなくても紅葉をたのしめるなんて、素晴らしい。

ところで、どうして突然紅葉の話になったかというと、別に紅葉情報にアンテナを張っていたから、というわけではありません。

この緑地を管理している「緑地保全の会(市民団体)」の方々とご縁があり、先日(12月1日)、竹林整備のお手伝いに参加して、「紅葉が楽しめるよ」と教えていただいたからでした。

何を隠そうボクは竹林が大好き(京都観光で丸一日竹林巡りをしたぐらい)なので、「若い力が欲しい」と言われれば、喜んで参加します。のこぎり片手にやる気満々で現場に向かいました。

竹の成長は本当に著しいので、こうして定期的に間引くように伐採してきます。駅の方向に倒れないようにロープを括り付けて引っ張り、木を切り倒すように伐採。

2時間ほどの作業でしたが、一心不乱に竹を切ることでいい運動&「非日常体験」でストレス解消になりました。(「早朝竹切りエクササイズ」とかあってもいいかもしれない。)

「緑地保全の会」の方々からは「若い力があって助かった」としきりに感謝されました。それもそのはず、会の方々はご高齢の方がほとんど。まだまだ元気な世代とはいえ、さすがに長時間の肉体労働は堪えるでしょう。

「市民団体の若手不足問題」という話、ちらほら耳にします。

若い人は、自分の生活以外に興味がないのでしょうか?ボクはそんなことはないと思います。

たとえば、今回だったら「早朝竹切エクササイズ&お団子会をしよう」(適当ですが)みたいに「手軽に非日常を体験できるイベント」として打ち出したら、ボクみたいな竹林好きの若者が何人か来るかもしれません。竹伐採だってボクからしたら立派な非日常体験です。

「非日常の体験」をどう演出するのか、はたまた、どう発信していくのか、誰が発信するのか、色々考えなければなりませんが、見方を変えたり、やり方を工夫すれば、「若い力を欲している人たちが非日常体験を提供」して、その対価として「若い人が労働力を提供する」みたいな、そんな仕掛けをつくることはできるんじゃないかなぁ。

…などと、休憩中にお団子をほおばりながら考えたのでした。

お団子おいしかった。

ご覧いただきましてありがとうございました。