世はまさに副業時代。まだまだ一般には浸透していないものの、政府も副業(複業)を推進するというニュースは最近よく耳にしますね。
自分でも何か面白いことをできないかなと、ネットで色々調べていたら、『月3万円ビジネス 100の実例:ワイワイガヤガヤ愉しみながら仕事を創る』という本を見つけ、ビビっときたので読んでみました。
ポイントは「実例」が載っているところ、ですね。内容こんな感じ。
「月3万円ビジネス」とは月に3万円しか稼げないビジネスのことだ。いいことしかテーマにしない。このビジネスはたくさん有る。なにしろ月3万円しか稼げないから、競争から外れたところにある。奪わないで分かち合う。みんなで愉しみながら仕事を創る…。2011年刊行の『月3万円ビジネス 非電化・ローカル化・分かち合いで愉しく稼ぐ方法』でこのアイデアを発表したところ、日本各地でワイワイガヤガヤ仕事創りが始まった。孤独でなくする、農村に人を惹きつける…など、カテゴリーに分けて100個の実例を紹介する。出展:amazonの商品説明より抜粋
紹介されているビジネスアイデアは、自分の好きなこと得意なことを活かして、モノを作って売ったり、ワークショップを開くという、何だかワクワクするものばかり。しかも、実践している人がいます。
本書中では、やたらとワークショップが推されています。ただ単に、物質的なものを売るだけではなく、モノを通じて、経験や知識、人とのふれあい、といった目に見えないものを提供する。ボクが、ボンヤリとやりたいなと思っていることでした。
ボクが気になったビジネスアイデア抜粋
- ソーラー・フード・ドライヤー
- 巣箱づくり
- ローカル・ファシリテーター
- アップサイクル・アート
- アップサイクル・ハンモック
- もやしもん(味噌づくりワークショップ)
- IT’sのための自給自足村(※IT’s:情報産業従事者)
- アートなガラス保存食
- 葉っぱで器を作る
- 油を搾る
- やどかりカフェ
- 易占い
- 高齢者のパソコン教室
- 非電化製品のリストア―
- ステビア(甘味料)栽培
- おしゃれな焼き芋屋さん
紹介されているものは、地方の遊休資産を活用するといったものもあり、リソース的に東京じゃ難しいなーと思うものもあります。
また、〇〇を作るとか、〇〇をタダで借りてとか、〇〇のワークショップをやるとか、「その部分が難しいのでは?」と思うところが、あっさり書かれていたりします。
しかしながら、色々なアイデア(しかも実例)を知れるという観点で、本書はワクワクしながら読めました。
最後に、本書中でちらっと「愉しさの演出」について触れられており、共感したので記載。今後の参考にします。
- 温もりのある人間関係
- 美味しいこと
- 雰囲気
- 達成感
うーむ、ボクは何のワークショップやろうかな。お酒でも飲みながら、ポジティブに風呂敷広げて妄想したいですね。