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【東京から島キャンプへ】新島でソロキャンプしてみる。【前編:海、キャンプ、島一周】

アウトドアにはまって約半年のボク。夏休み(8月末)を利用して、かねてから企んでいた、東京の島「新島」で4泊5日の島ソロキャンプを決行してきました。


この記事では、新島キャンプ4泊5日のうちの1~2日目を「海、キャンプ、島一周」をキーワードにご紹介したいと思います。皆さんの新島での過ごし方の参考になれば幸いです。

【1日目】海とキャンプ場

新島到着→羽伏浦キャンプ場へ

フェリーは朝7時に新島港へと到着。期待に胸が膨らみます。

まずは新島港内にある観光案内所で新島のガイドマップを入手します。

新島港の施設は、広くて新しくてきれいでした。
通常の観光ガイドブックのほかに、サイクリングやハイキングのコースMAPもありました。

さて、情報を仕入れたら早速自転車にまたがり、羽伏浦キャンプ場へ移動します。道中にはオリエンタルな建物やモヤイ像が点在し、すでに非日常感が満載です。

実はこの建物は予約制の屋内BBQ施設らしいです。
色々なモヤイ像が道端に点々と佇んでいます。

色々見ながら自転車を漕ぐこと20分弱、新島港から4kmの移動。それらしい入り口を抜け…

羽伏浦キャンプ場に到着!早速受付を済ませます。

キャンプ場設備など詳細はコチラの記事で詳しく書いています。
新島のキャンプ場:羽伏浦キャンプ場の情報

キャンプ場は半分山に囲まれています。
遠く地平線には海が見えます。

事前に風が相当強くなる場合があるとの情報を仕入れていたので、小一時間キャンプ場内をロケハンして、いい感じの見た目の木の下にテントを設営。

透き通る海と温泉に癒される

設営が終わったら早速海へ!キャンプ場から自転車で15分ぐらいの和田浜へ向かいます。
道中に水着などを取り扱っているお店もあるので、海遊び道具の現地調達も可能です。

水着を忘れて、3000円ぐらいでボードショーツを買いました…トホホ。

海は驚くほどの透明さと青さ。水深数メールの場所でも海底が余裕で見えるほど。海外のリゾート地や沖縄の離島みたいな海です(どっちもテレビでしか見たことないけど)。東京から数時間でこんな体験ができるとは驚き。

海でひとしきり遊んだら、温泉でひとっぷろ浴びて帰ります。
ここ、湯の浜露店温泉は、水着着用必須ですが、なんと無料で入れる温泉施設(ただし、コインロッカー代はかかります)。キャンプ場も無料、温泉も無料。新島最強。

水着着用で混浴なので、カップルや家族連れにはちょうど良いですね。

ギリシャ風の建造物ですが、温泉です。非日常感満載。

キャンプでまったり過ごす

温泉でサッパリしたあとは、スーパー「マルマン」で食材を購入し、キャンプ場に戻り早めの夕食です。

フライパンはキャンプ場にあったものを使いました。
可愛らしいお客さまも遊びに来てくれました。

大好きな音楽をスピーカーで流し、オレンジ色にそまる海を眺めて、お酒を飲んで、まったりする。なんと贅沢な時間。東京で溜まったいろんな毒素が抜けていくような気がします。

アウトドアで使うスピーカーはJBL製品が高コスパ。ウーハーがついているので迫力の低音とクリアなサウンド、バッテリーの持ちもすさまじく5日間のキャンプを充電なしで彩ってくれました。

夕日をバックにひたすら自撮り

ふと海に沈む夕日を見たくなって、再びキャンプ場から和田浜へ。せっかくのナイスロケーションなので小一時間いい感じの自撮り写真にチャレンジ。

もちろん一人なので、セルフタイマーダッシュを繰り返しました。人から見たら完全に可哀そうな人ですが、いい感じの写真が取れて満足。これもソロキャンプならではの楽しみ方。

パリピが集う(?)ビーチラウンジに潜入

事前情報で新島にはビーチラウンジ「WAX」なるものがあるという情報を仕入れていた抜け目のないボク。平成最後の夏、ボクも本物のパリピになりたい。

理想WAX公式サイト(https://www.wax2005.com/)より引用

しかも、今年がラストイヤー。これは行くしかないです。どんなアゲアゲな夜を過ごせるだろうかと期待に胸を膨らませて、いざ潜入!!


……
………

現実!!(2時間いてお客さんボク一人でした。逆にすごい。)

パリピはおろか、DJすらいませんでした…アゲアゲな音楽だけがむなしく夜の浜辺に響き渡ります。

きれいなオチができてよかったなぁ(泣)
とかやっているうちに、新島1日目の夜が更けていきます。

【2日目】自転車で島一周

朝日を見ながらコーヒー&朝食

早朝5時に目が覚めました。コーヒーを淹れ、朝食を簡単に摂ります。朝のひんやりした空気にコーヒーの香りと温かさが絶妙にマッチします。

インスタントコーヒーとランチパック(焼き)で十分おいしい

今日は自転車で新島内を一周することに決めました。早速身支度を整え出発。

石化してしまった動物たちに出会う

キャンプ場の隣には「いしのどうぶつえん」があり、石化した動物(新島特産品のコーガ石を加工して作られた動物)に出会えます。すごくシュール。ってか怖い。

羽伏浦海岸をサイクリング

新島の代名詞的な海岸、羽伏浦海岸に向かいます。

この海岸にはサーファーたちがたくさん。特にサーフボードエリアは、危険なので一般の海水浴は禁止になるそうです。数キロにわたって続く海岸線を、潮風を感じながら自転車で駆け抜ける気持ちよさは格別です。

絶景とファンタジーに出会う

自転車を漕いでいると、足元にふとこんな案内板が。「この先シークレット」。何だか冒険心がくすぐられる言葉です。少年のような気持で案内に従って進んでいきます。

藪を書き分けて進んでいくと…絶景が!浜辺に続く急な階段が長く続いています。

抜群のロケーションにおもわずセルフタイマー&ダッシュ自撮り

シークレットポイント。「そうか、あの標識を見つけた人にだけに与えられる、秘密の宝のような景色なんだろうな!なんて自分は幸運なんだろう…」

と思って、あとから調べたら観光ガイドにも載っている超有名スポットでした。…うん。まぁそうだよね。

その後、休憩もかねて親水公園に寄ってみると、こんなラピュタみたいな建物が。完全にファンタジー。

お昼はご飯はサーファーにも愛されているという「どさん子」の味噌ラーメン。絶対においしいことがわかるビジュアル。期待を裏切らない味でした。満足!

白きピラミッド「新島村博物館」で学ぶ

せっかく新島に来たのだから、新島のことをもっと知って帰ろう。ボクは急に真面目になった。ということで、新島村博物館へ行ってみる(大人300円、子供150円)。この博物館、外観がとても特徴的な白ピラミッド。

佇まいは完全にマヤ遺跡とかのそれです。


「モヤイ像」の「もやい」は「協力する。助け合う」という意味。そして、渋谷駅前にある有名なモヤイ像は新島から寄贈されたものなんだそうです。
その他新島にまつわるたくさんの展示物があり、在時間は1時間弱ぐらいでした。新島の今につながる文化や歴史を知れば、より新島をエンジョイできるかも?

星空シネマ

スーパーで買い物をしてキャンプ場に戻り夕食です。疲れたので、レトルトカレーで済ませます。それでも滅茶苦茶おいしく感じるのは、キャンプマジックですね。

2日目の締めくくりは持参したタブレットで星空シネマ。Amazonプライムで事前にダウンロードしておいた映画を野外で観ます。インドア趣味とアウトドア趣味の奇跡のコラボレーション。ぜひ皆様も体験してみてはいかがでしょうか。

鑑賞した映画のタイトルは「南極料理人」。真夏にはもってこい。

こうして2日目の夜も更けていくのでした。

後編に続きます。

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